WPFはじめました

長いことやらなきゃと思いつつも、デモを見るのさえおっくうだったWPFに、ついに取り掛かりました。
きっかけは本屋でたまたま立ち読みした勉強法の本に、参考書が合わないと思ったらこだわらずに別の参考書を買えと載ってたこと。ふーんと思って試しに赤坂さんのWPF本(isbn:9784798016375)を買ってみたら、風邪でボーっとした頭でもスラスラ読めて、WPFがおもしろくなってきました。XAMLが最後に出てくる、WPF解説本としては変わった本ですが、丁寧な易しい解説でゆっくり進んでいくのでとてもわかりやすいです。笑える短いサンプルコードが大量なのもイイ。
WPFって単一継承でよくここまでやったなぁ、とか変なところに感心してます(^^; まだよくわかってないけど、機能と見た目を分離したような継承の使い方というかなんというか、機能方面で深〜い継承の階層作り込んでますよね。そうやってWin32にあったような機能制限(機能制限というより時代というか…)をなくして、柔軟性をばかばかしいくらいに高めているような。ボタンの中にボタンを入れ子にできたりとか、それができてどうするんだとかw
継承はよくここまでやったなぁと思うくらい使いこんでるのに、依存プロパティはオブジェクト指向っぽくなくて、そのギャップがまたおもしろかったり。依存プロパティはメモリ使用量削減のため?普通にプロパティにしておいて、アクセスされたときに内部のハッシュテーブルにプロパティ名でデータをnew&追加って方法もあったと思うけど、それもしなかったのはメソッドテーブル分のメモリも削減したかったってことでしょうか。
設計思想とか設計者へのインタビュー記事なんかを読んでみたいなー。あとXPでのWPFの下側の仕組みの解説も読みたいなー。DirectX9がいるってとこまでは聞くけど。
WPFと比べるとWinFormってオブジェクト指向的にとてもきれいだったなぁと思えてきました。