日経バイトがおもしろくなってきた

本家BYTEがwebになってから迷走を続けてた日経バイトが、去年あたりからまた昔のような内容に戻り少しおもしろくなってきてた。特集の切れ味はいまいちだけど。
で、今月から青木淳さんのプログラム道場が連載開始。この記事、おもしろい!無明な私を導いてください!
今月のテーマは「間接と直接」。具体的には、C/C++のポインタとSmalltalk/Java/C#の間接参照の違い。といっても絵と文章だけ。軽妙で語り過ぎない文章がグー。

C#を使っていて、C/C++のポインタからの開放感って何なんだろうって思ってたけど、少しそのもやもやが晴れた感じ。
一つ一つのポインタだけを考えれば難しくもなんともないけど、それが絡み合ってさらに多数あったりすると、とたんに面倒なことになってくる。これが間接参照だとものすごく楽になるというお話し。

最後に書いてあったHTMLの例で言えば、直接指すのが「http://www.sra.co.jp/people/aoki/」こう。間接で指すのが「http://www.google.com/search?hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E9%9D%92%E6%9C%A8%E6%B7%B3&num=50」こう。
もし青木さんのページが移動したら、直接指すほうはいちいち書き換えないといけない。間接なら書き換えなくても、Googleが追跡してくれる。青木さんのページを直接指しているページが100あれば、100書き換える必要がある。間接なら、Googleまかせ。
プログラムだとこんな単純構造で済まないから、もっと大変。

参照になって、何も気にしなくてもいい訳じゃないけど、でもなんだかずいぶん気にすることが減ったのって、こういうことだったんですね。

まだもやもや感が少し残ってて、うまく表現できてないけど、今日はここまで。また時間をあけてから青木さんの記事を再読してみよう。

何より48歳執行役員なのに現役プログラマってのが、かっこいい〜。